日本ではトイレットペーパーは普通に流せるのですが、韓国はトイレ事情が複雑です。
ちょっと前までは韓国ってトイレットペーパー流せないって聞いてたけど2023年の今はどうなのかという疑問がありませんか?
韓国のトイレの使い方もいろいろあるので知っておくとトイレの個室に入って慌てずにすみます。
流せるティッシュは大丈夫なのかも調査しましたので行った時の参考にしてみてください。
今回は「韓国はトイレットペーパーが流せない?トイレの使い方や流せるティッシュは大丈夫かを調査!」と題してお届けします。
韓国はトイレットペーパーが流せない?
韓国では流れる水の水圧が低い、古い下水管のままのところは細く詰まりやすいという原因でトイレットペーパーが流せないという事情があります。
最近はビルの立て直しやリフォームのついでに配管を太くする工事をすることが増えていたり、観光客が増えてきたこともあり流せるところも増えてきました。
ソウルの地下鉄の駅構内では開発が進み、トイレットペーパーは流せるようになりました(≧▽≦)!
ですが、まだまだ飲食店などは流せないところがあるのが現実です。
ただこれも、本当は流せるけど水圧が弱くて詰まりやすいというお店の事情で流せないようにしていることもあるようです。
万一詰まると営業がしづらくなり、修理費もかかりますしね。
「新しいトイレっぽいから大丈夫かな」と思っていても、古い百貨店など便座や内装を新しくきれいにしただけのところもあります。
流せないトイレ(流さない方が良い)には必ず「大きな汚物入れ(ゴミ箱)」や「流せないという表示」がされているのでチェックです。
個室の扉の裏側や側面の壁に「便器に×マーク」があるイラストがついている掲示物を見つけたら流せないということなので確認しましょう。
流せる場合でも大量に流すと詰まりやすいので注意してくださいね。
万が一「流せない」となっているのに流してしまったという場合でも、大量に流して詰まってしまった場合でなければ慌てなくても大丈夫です!
(個人的には、うっかりやってしまったときは申し訳ないけれども2回流して確認すれば良いと思います。)
「流せない」場合は、備え付けのごみ箱に捨てましょう。
韓国旅行に行った方のツイートを紹介
私が8月に行った時も使用済みをごみ箱に捨てることが何回かありましたが、韓国に行った方からのツイートもありましたので紹介します。
きれいなホテルでもゴミ箱になっている場所もあるようです。
韓国のトイレの使い方は?
ホテルや地下鉄の駅構内ではほとんど日本と同じようにトイレが流せるようになっています。
ただゲストハウスや格安のホテル、観光する場所によっては環境が整っていないところも…。
韓国旅行では“ポケットティッシュ”が必需品というTwitterもありました。
ホテルなどは水圧の関係で流れが悪くて詰まりやすいと思います。
心配な方は予約をする前にレビューをよく読んで確認してくださいね。
それでは韓国のトイレの使い方がいろいろありますので説明していきますね。
韓国にはコンビニにトイレがないので注意
日本ではトイレに行きたいときにまず思い浮かぶのが「コンビニ」ではないでしょうか?
ですが、韓国のコンビニにはありませんので注意してください。
鍵や暗証番号が必要なところもある
飲食店が立ち並んでいる場所などでは1つ1つの店にトイレがない時があります。
そういう場合は一旦外に出て共同のところを使うことになります。
そのため飲食をしない人達などの利用ができないように鍵を付けているところも多いです。
その場合はお店のかたに鍵を借りていく必要があります。
(中にはトイレットペーパーと鍵を渡されるところも……!)
場所にもよりますが、男女に分かれていないこともあり、ペーパーがないなんてこともあるのです。
トイレに行くときは万一のことを考えて、手ぶらで行かずティッシュとハンドタオルを持っていきましょう。
衛生面のことを考えて一緒にアルコールティッシュなども持っていくのもおすすめします。
オートロック機能がある鍵があるところは、暗証番号が必要です。
注文カウンターの周辺やテーブル、注文票などに暗証番号が書いてあるところもあります。
分からない時はお店の人に聞きましょう。
個室の外でトイレットペーパーを持ってから入るところもある
トイレの個室の中にはトイレットペーパーがなく使う分だけ自分でカットして持ち込むところもあります。
ほとんどのトイレにはびっくりするほど大きなペーパーが設置されていますので大丈夫なのですが、もし個室の外にあるのを見たらカットして持ち込みましょう。
「なんでこんなところにトイレットペーパーがあるんだろう…」と思ったときはこの記事を思い出してくださいね。
和式のトイレもある
韓国で和式と言ってよいのか分かりませんが、想像はできると思います。
この和式のトイレ、なぜか韓国では人気があるのだとか。
理由は「お尻を便座につけなくてよいから」だそう。
そのため、すべてを洋式便座にせずあえて和式便座が残されているそうですよ。
使い方は同じですが、ただちょっとびっくりするのは場所によっては扉側を向いて座るタイプ!
洋式便座に座る方向と同じとはいえ日本人としてはなんか違和感がある感じですよね。
韓国のトイレで流せるティッシュは大丈夫?
日本の流せるティッシュはクオリティが高いので、大量に固まりで流さなければ利用できます。
韓国のドラッグストアなどでも携帯できるトイレに流せるウェットティッシュというのも売っているようです。
日本からトイレットペーパーそのものを持参する必要はないと思いますが、万一の時を考えて「流せるティッシュ」を持っていれば、いざというときには役に立ちます。
水圧の問題もありますので、詰まって大事になっては楽しい旅行も残念な思い出になってしまうので、「流せない」と書いてあるところでは「流さない」ようにしましょう。
衛生面での心配はある?
ホテルやデパートでは環境衛生が整っており日本と変わりなく使用できます。
地下鉄駅構内のトイレも安心して使えるところの1つではあります。
日本では便座を拭けるアルコールが設置されていることが多くありますが韓国にはありません。
共同トイレや衛生面で心配なことがあることを想定してアルコール消毒ができるウェットティッシュやアルコールスプレーを持っていくと安心ですね。
旅行中のトイレおすすめ
韓国旅行中には“次はどこでトイレに行こうか”を考えながら動くことも大切です。
個人的には、きれいなトイレがある時はその時は大丈夫でも行っておいた方が良いと思っています。
- 地下鉄駅構内
- 空港
- 宿泊先のホテル
- ホテルのロビー(宿泊しなくてもカフェがあるようなホテルならあります)
- カフェ(おしゃれ、広い、チェーン店などは店内にあると思います)
食べ慣れないものや激辛料理を無理して食べたり、アルコールの飲みすぎ、利尿作用あるコーヒーなどの水分の摂りすぎには注意してくださいね。
どこにトイレがあるか知りたい時
韓国旅行でトイレの場所を知りたい時、韓国ではGoogle Mapは使えません。
代わりにNAVER Mapやカカオマップ、コネスト地図のアプリなどを使うと便利です。
NAVER Mapやコネスト地図では、日本語検索できるので検索したいワード「公衆トイレ」を入れるとトイレの位置が表示されます。
カカオマップは 韓国語表記なので、「개방화장실」 と検索すると公衆トイレの位置が出てきます。
居場所から近い地下鉄の駅や百貨店、ショッピングセンター、カフェなど、ありそうな場所を検索してみてくださいね。
韓国のトイレ事情まとめ
今回は「韓国はトイレットペーパーが流せない?トイレの使い方や流せるティッシュは大丈夫かを調査!」と題してお届けしました。
韓国旅行でトイレットペーパーが流せないか心配な方が多いと思いますが、今は流せるところが増えてきました。
まれに個室の外でトイレットペーパーを準備したり、暗証番号が必要だったりと少し文化が違うトイレの使い方もありますので是非記事を参考にしてください。
日本の流せるティッシュはクオリティが高いので流しても大丈夫ですが、水圧が極端に弱いところでは流さないように注意してください。
この記事で韓国旅行に行く方の韓国のトイレの疑問が解消できたらうれしいです。
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