お気に入りの水筒を買ってお茶やコーヒーを入れて持ち歩いていたら、気が付いたら茶渋がいっぱいついていることってありませんか?
パッキンも替えがないのにいつの間にか茶渋汚れがついていることも…!
水筒の茶渋の落とし方では漂白剤を使う方も多いと思いますが、洗った後に漂白剤の臭いが気になる方もいますね。
家にある重曹を使うときれいになります。
重曹だけでなく他の方法もいくつかあるのでご紹介します!
パッキン汚れやプラスチック製やステンレス製のものを洗う時の注意点も書いていきたいと思います。
今回は、題して「水筒の茶渋の落とし方は重曹を使う?パッキンやプラスチックやステンレスの場合は?」という内容でお届けします。
水筒の茶渋の落とし方は重曹を使う?
水筒の茶渋を重曹できれいに落とすにはやり方があります。
重曹は安全で素手で扱うことができますが、皮膚が弱い人や手荒れが気になる人、手に傷がある人はゴム手袋をした方が良いです。
また重曹を溶かした液に素手で触れた時は手を良く洗いましょう。
水筒の茶渋を重曹で落とす方法
水筒の茶渋を重曹で落とす方法は次の手順です。
1.水筒の8分目くらいまでお湯を入れる。お湯はある程度熱ければ沸かしたばかりでなくても良いです。
2.500mlぐらいのお湯に対して大さじ1杯くらいの割合で重曹を入れて溶かす。
3.蓋をして振る。
4.1時間くらい放置して汚れを確認する。途中浸かっていない部分があったら位置をずらす。
5.汚れがまだ残っていたら時間を延長する。
6.よく洗い流す。
これだけできれいになります。
重曹はクレンザーの役目もありますので、重曹を直接つけてごしごしこすると細かい傷がついてしまうので絶対にやめましょう。
重曹以外で洗う方法
重曹以外で洗う方法をご紹介します。
クエン酸で洗う方法
重曹以外でもきれいになる方法があります。
傷がつく心配がないクエン酸がおすすめです。
使い方は、重曹の説明の部分をクエン酸に変えるだけです。
クエン酸は手が荒れやすいので必ず手袋をしましょう。
1.水筒の8分目くらいまでお湯を入れる。
2.500mlぐらいのお湯に対して大さじ1杯くらいの割合でクエン酸を入れて溶かす。
3.蓋をして振る。
4.1時間くらい放置して汚れを確認する。途中浸かっていない部分があったら位置をずらす。
5.汚れがまだ残っていたら時間を延長する。
6.よく洗い流す。
メラミンスポンジを使う方法
100円ショップなどで売っているメラミンスポンジを使うと短時間で洗うことができます。
手順は次の通りです。
1.はさみやカッターでメラミンスポンジを角砂糖くらいにカットします。
2.カットしたスポンジを水筒の中に入れ、それらが浸かる程度の少量のぬるま湯を入れます。
3.蓋をして振ります。
4.10秒~15秒くらい振ってみて中身を確認し、まだ汚れが落ちていないようなら繰り返します。
5.よく洗い流す
水筒の中から出したメラミンスポンジで水筒の口の部分の汚れも洗いましょう。
酸素系漂白剤を使う方法
酸素系の漂白剤を使う方法もあります。
使う場合は手袋を必ずしましょう。
1.すっぽり入るくらいの大きめの容器にぬるま湯を入れる。
2.2ℓに対して大さじ半分くらいの酸素系漂白剤を入れて溶かす。
3.溶かした水を水筒の中にぎりぎりまで入れる。
4.30分くらいおいて汚れが取れたか見て、まだ汚れているようならもう少しつける。
5.よく水で洗い流す。
外側が傷むので容器の中に水筒を入れないようにしましょう。
酸素系漂白剤を溶かした水が余っていたらその容器にパッキンやふたを入れてつけましょう。
酸素系漂白剤のおすすめは、オキシクリーンです。
擦らなくてもピカピカになりますよ。
パッキンの洗い方は?
水筒をなるべく分解できるところはしてパッキンも洗いましょう。
分解してみたらパッキンの裏側に黒カビが生えてきてびっくり!なんてことも……。
パッキンだけならどんな方法でも洗えます。
重曹を使う方法
重曹とお酢でパッキンがきれいになります。
パッキンが入るくらいの容器にお湯を入れ、1:1の量で重曹とお酢を良く溶かします。
パッキンをつけて、20分くらいつけておき、取れない汚れはブラシなどで擦りましょう。
ひどい黒カビは取れないことも…。
酸素系漂白剤を使う方法
黒カビを見てしまったときは酸素系漂白剤をぬるま湯で溶かした液につけると菌もやっつけることができます。
水筒を洗う時に余った水溶液を容器に入れてつけましょう。
水溶液を使う時は手袋をしましょう。
他のパーツも一緒に洗えます。
塩素系漂白剤を使う方法
パッキンだけなら塩素系漂白剤を使えます。
パッキンのひどい汚れにはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤もOKです。
必ず手袋をするか、直接触らないようにしましょう。
泡タイプや液体タイプがあるので、用法、用量はその漂白剤の説明を見てください。
塩素系漂白剤は長く付けずに、落ちなかった汚れは擦り洗いしましょう。
また塩素系漂白剤は他のプラスチックやステンレスのパーツは変質の恐れがあるのでつけないようにしましょう。
プラスチックやステンレスの場合の注意点は?
プラスチックでもステンレスでも傷がつかないように、金たわしは使わないようにしましょう。
ごしごし擦ると傷だらけになってしまいます。
重曹も溶かした液なら大丈夫ですが、重曹を直接入れてその粉でごしごしこすると細かい傷になってしまいます。
特にプラスチック製は傷がつくとそこにまた茶渋が付きやすくなってしまうので注意が必要です。
キッチンハイターなどの塩素系の漂白剤は、ステンレス製のものに使うと茶渋は落ちますが、メッキがはがれやすくなってしまうので使わないようにしましょう。
酸素系漂白剤を使う時の注意点
酸素系漂白剤を使う時は、ふたをして振ってはいけません!
振ると酸素が急に発生して破裂する危険があります。
ぬるま湯に溶かした液を内側のぎりぎりのところまで入れましょう。
水筒ごと水溶液に入れると、ステンレス水筒についたメッキが剥がれたり、プラスチック製の水筒の模様が消えたりしてしまうことがあります。
説明書をよく読み、放置する時間を守りましょう。
「水筒の茶渋の落とし方は重曹を使う?」まとめ
今回は「水筒の茶渋の落とし方は重曹を使う?パッキンやプラスチックやステンレスの場合は?」と題してお届けしました。
水筒の茶渋の落とし方は重曹だけでなくクエン酸や酸素系漂白剤を使う方法もあります。
重曹があれば、酢と合わせてパッキンのきれいになりますが、酸素系や塩素系の漂白剤を使う場合は直接触らないなどの注意が必要です。
プラスチックやステンレスに対しても材質を傷めないように水筒ごと水溶液につけるのは避けた方がよいです。
水筒は使った時に毎回ちゃんと洗ってしっかりと乾かしておけば茶渋汚れやカビも生えないのですが、簡単に洗ってしまい…気が付くと茶色くなっています。
洗って保管する時も水分をしっかり取らないとカビの原因になるので、バラバラにしておきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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