台所のスポンジの替え時がいつなのか疑問に思っている人はいませんか?
あまり泡立たなくなってきたら?ぺちゃんこになったら?と見た目で替える人が多いのではないでしょうか?
除菌の洗剤を使っているからと台所のスポンジをお皿を洗ったまま使いっぱなしで放置していませんか?
実は台所のスポンジには雑菌がいっぱいで、毎日お手入れしないと清潔を保つことができません。
今回は「台所のスポンジの替え時はいつ?毎日雑菌を除菌して清潔を保つ方法を紹介!」と題してお届けします。
台所のスポンジの替え時はいつ?
あなたはどんな台所スポンジを使っていますか?
値段も百円ショップで5個入っているものから1個200円以上するものまでありますよね。
私はスマートフォンくらいのサイズでスポンジがネットに入っているものが好きでよく使っています。
良く泡立ったスポンジでお皿を洗うと洗いやすくて、お皿がピカピカになると気持ちが良いですよね。
最近は抗菌効果のあるスポンジも売っているようです。
値段が高いスポンジを使っているからといって雑菌が繁殖しないということはないようです。
お手入れを怠ったり正しく保管しないとスポンジは雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また洗剤をつけて使っているからといって何カ月も続けて使うと菌の温床になってしまいます。
台所のスポンジにはどのくらいの雑菌があるのか調べてみました。
台所のスポンジの雑菌ってどのくらいあるの?
家で1番雑菌が多い場所を知っていますか?
トイレが思いつくかもしれませんが、実は“台所”なのです。
「台所はいつもきれいを保つように気を付けてるから我が家はそんなことない!」と思う方もいると思います。
ですが少しの雑菌でも環境がそろっていると菌が増え始めます。
そういう点で台所には菌が増えやすい条件がすべて揃っているのです。
その条件とは…
・水分
・食べかすや油などの汚れ
・温度
です。
常に濡れていて、ある程度の温度があると菌は繁殖しやすいです。
お皿を洗っているうちに、お皿についていた食べ物が粉々になりスポンジにつきます。
スポンジの中には細かい隙間があるので、そこに入った食べかす汚れが雑菌のエサになり増殖します。
古くなり劣化したスポンジは傷だらけで変形したりしており隙間が増えさらに雑菌が多くなりやすいです。
お皿を洗ったあとにすすいで軽くしぼっておいても完全には除菌できません。
台所スポンジの菌の数は2.5平方センチあたりに1,000万個とも言われており、その汚れはトイレの便座の20万倍とも言っている人もいます。
菌が繁殖し始めるとぬめりが出てきて、さらに増殖が進みます。
スポンジを置いておく場所にカビが繁殖していたりすると、せっかくきれいにして置いても菌が移ってしまいます。
プラスチックのケースの中に突っ込んだり、スポンジを置くところが通気性が悪いと環境はさらに悪くなります。
台所のスポンジはどのくらい使ったら替えるのがベスト?
スポンジがボロボロしてきたりかけてしまったら菌が増殖しやすくなっているのですぐに替えた方が良いです。
油汚れや焦げが移ってしまい洗っても取れない時も替えましょう。
泡立ちが悪くなってきたときやスポンジに弾力がなくなった時には替え時です。
スポンジがへたってくると食べ物のカスなどの汚れが中に入りこみやすいのでなるべく早く交換しましょう。
正しくお手入れをして使っていたとして、毎日料理をする人は2~3週間に1回は替えるのがベストです。
あまり料理をしない、台所はだいたいきれいに保てているという方はもう少し伸ばして1カ月に1回でも大丈夫です。
日々のお手入れをせずに常に濡れたり、水につけて置いたりするのは良くないです。、
いくら除菌タイプの洗剤でもお茶碗を洗った状態のスポンジをそのままにすると食べ物のカスが含まれています。
抗菌材が入ったスポンジならもう少し伸ばしても大丈夫ですが、どんなに長くても2カ月に1回は取り替えるようにしたほうが良いそうです。
個人的には高い台所スポンジを使うよりも百円ショップなどで5個で100円程度のものの方が気兼ねなく交換できる気がします。
台所のスポンジを捨てる前に再利用しましょう
2~3週間で交換する時に、すぐにゴミ箱行きというのもなんだかもったいない気がするので再利用してから捨てるとよいと思います。
台所シンクや排水口を洗うのもよし、洗面台、サッシのレールなど直接口に触れない場所を洗うのもよいでしょう。
私はいつもシンク回りを洗って最終的に排水口やゴミ受け皿を洗い捨てています。
排水口は中のパーツも外れます。
手荒れ予防にしっかりゴム手袋をしてキッチンハイターなどで除菌してから擦り洗いするのがおすすめです。
台所のスポンジの雑菌を毎日殺菌して清潔を保つ方法は?
台所のスポンジの雑菌が多いことが分かったところで、毎日のお手入れはどうしたらよいのでしょうか。
除菌方法にはいくつかあり、どれをやってもある程度の菌は取り除くことができます。
お手入れの方法にコツがあるので読み進めてみてください。
台所のスポンジの除菌方法
台所のスポンジの除菌方法は以下の通りです。
<食器用洗剤を使う方法①>
1.目に見える汚れを良く揉みこみ汚れを取ります。
2.食器用洗剤をつけて良く泡立てます。
3.洗剤の泡がなくなるまでよくすすぎます。
4.絞っても水分が出てこないくらいまでよく絞ります。
5.できれば風通しの良いところに置くか、吊るして乾かします。
絞った後にアルコールスプレーをかけておくのもおすすめです。
<食器用洗剤を使う方法②>
1.お皿を洗った後のスポンジを良く洗ってできる限り汚れやかすを取り除きます。
2.あらためて洗剤をつけて良く揉みこみ泡立てます。
3.そのまま次に使うまで放置します。
これは使ったスポンジを必ずきれいにすることがポイントです。
<熱湯に浸す方法>
1.使ったスポンジを良く洗ってできる限り汚れやかすを取り除きます。
2.ボールなどに沸かして少し覚ました70度くらいのお湯を入れその中にスポンジを1分程度浸します。
3.そのあと一気に冷水で冷やしよく絞ってから風通しの良いところで乾かします。
スポンジの耐久温度が90度以上なので沸かしたばかりの熱湯は使わないようにしましょう。
やってはいけない台所のスポンジの除菌方法
スポンジの劣化を早めたり傷めたりするので次の除菌の方法はしないようにしましょう。
・キッチンハイターなどの塩素系の漂白剤に漬ける
・沸かしたばかりの熱湯をかける、熱湯につける
・煮沸消毒をする
・天日に干す
台所のスポンジの清潔を保つためにすることは?
せっかく除菌が済んだスポンジをまた雑菌が増えやすい場所に置かないようにしましょう。
保管する時のポイントは以下の通りです。
・通気性が良く、置きっぱなしでも濡れないところを置き場所にしましょう
・吊るしたり、立てかけたり、底が通気性の良いスポンジ置きに置くと良いと思います
・狭いところに小さくして突っ込まない
・洗剤の容器には洗剤のカスや汚れがついているのでの隣にぴったり接するように置かない
台所のスポンジの替え時と雑菌を除菌する方法まとめ
今回は「台所のスポンジの替え時はいつ?雑菌を毎日除菌して清潔を保つ方法を紹介!」と題してお届けしました。
いつもきれいにしているつもりでも台所は雑菌がいっぱいで、特に台所のスポンジは菌が多く繁殖しやすいです。
ぜひ“台所のスポンジの替え時は2~3週間”と覚えていただき定期的に替えてみてください。
毎日の汚れでつく雑菌もやりやすい方法を選んで除菌してください。
スポンジはいつも濡らした状態にせずに乾燥した状態を保つことがポイントですのでぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
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