敷布団が汚れてしまった時や汗をたくさんかいた時に洗いたくなりませんか?
家の洗濯機でできればいいけど、ぎゅうぎゅうに詰め込んでもきれいになった気がしないですよね。
洗えても、脱水がちゃんとできないこともあり、洗った布団はとても重く、外に干してもなかなかしっかり乾きません。
最近のコインランドリーは優秀で敷布団も洗えます。
毎日夜に200㏄ぐらいの汗をかき、フケや皮膚、皮脂はダニの餌になっています。
毎日寝ている敷布団を洗わずに、時々天気の良い日に干すだけという人が多いですよね。
汗や脂がついてしまった敷布団を洋服と同じように気軽に洗えたら…と思っている人は多いはず…。
「コインランドリーって使ったことがないけど料金はどのくらいかかるの?」「失敗したらどうしよう…注意点てあるのかな?」と思っている方のお悩みを解決できればと思います。
今回は「コインランドリーで敷布団は洗える?料金の目安や失敗しないやり方や注意点を紹介!」と題してお届けします。
コインランドリーで敷布団は洗える?
最近コインランドリーがあちこちに増えており、気軽に使える場所になっています。
うちの近所でも雨の日には利用する人が多く、家で洗ったものを乾かしに来たりする人たちで混んでいます。
毛布などの厚手のものを洗う時にも利用する人がいますね。
敷布団を持ち込む人はあまり見かけせんが、実は洗えるのです。
敷布団が洗える条件は?
敷布団が洗える条件は主に2つあります。
・洗濯可能かどうか、乾燥機可能かどうかの2つを洗濯表示で確認する
・キルティング加工してあるか確認する
この2つについて詳しく解説していきます。
洗濯可能かどうか、乾燥機可能かどうかの2つを洗濯表示で確認する
布団についている洗濯表示を確認しましょう。
コップのようなマークに水が入っているような波線があるのが洗濯機マークです。
そのマークが付いていれば洗濯は可能なので自宅でもコインランドリーでも洗えます。
正方形の中に〇が入っているマークが乾燥機マークです。
そのマークがあれば乾燥機にかけられます。
素材としては、ポリエステル100%や羊毛50%+ポリエステル50%や高反発や低反発等のウレタンでできているものは大丈夫です。
洗濯表示に×がついているもの、真綿100%や羊毛100%のものは洗えないので、専門のクリーニング店に出すか、汚れているところをつまみ洗いしましょう。
洗濯はだめでも乾燥はOKのものもあります。
キルティング加工してあるか確認する
キルティング加工とは布団の表と裏の間にもう1枚布があり、一緒に縫ってある物です。
縫い目の周りがふっくらしており、模様のようになっています。
波のように縫ってあるものもあれば、四角く囲んで縫ってあるものもあります。
表と裏が同じ模様であれば加工されています。
縫い目が全くないものは分かりやすいですが、斜めの交差した線で表面だけが縫われている場合は違うので注意してくださいね。
分かりにくい時は布団の表面をつまんで持ち上げてみてください。
布団全体が持ち上がる場合は加工されている、上側だけが持ち上がる場合は加工されていないということです。
その場合はそのまま洗えないので形が崩れないようにネットに入れる、ひもを使って縛るなどのひと手間が必要です。
洗濯機の横にネットやひもが用意されている場合もあります。
自分専用の布団巻き洗濯ネットが欲しい人はオンラインショップで購入ができます。
ひもで縛る場合は、布団をくるくると軽く巻いた後に3カ所くらい縛りましょう。
縦に巻いて、洗濯漕の丸みに合わせて入れるとちょうど良いですね。
機械の注意書きに布団を縛ることが推奨されている場合は縛りましょう。
洗濯機はシングルで15キロ、ダブルで25キロの大きさのものがおすすめです。
敷布団が乾燥機にかけられる条件は?
敷布団に乾燥機OKのマークがあることが第1条件です。
洗う時に巻いたひもは型崩れを防ぐことが目的なので、乾燥機に入れる時は忘れずに取るようにしてください。
乾燥機もサイズがありますが、入れてみて7割程度の空きがあれば大丈夫です。
乾燥中に布団がくるくると回り、ふわふわになりますので余裕がある大きさを選びましょう。
1枚当たり1時間くらいかかります。
しっかりと乾かしたいので、1時間終わってまだ湿った部分がある時は少しずつ時間を延長しましょう。
乾燥しながら雑菌やダニを死滅させることができます。
半乾きや一部分だけ乾燥しきれない状態だとカビやダニの発生の原因になるので注意しましょう。
最近は敷布団専用の乾燥機もあり、素材にもよりますが20分~30分ぐらいで乾きます。
布団を干すように機械にかけて、バンドで固定してスイッチを入れるだけですので簡単です。
コインランドリーで敷布団を洗う料金の目安は?
クリーニングは素材によりますが約5,000円~10,000円かかるようです。
宅配クリーニングを利用すると配送料もかかるので10,000円以上することもあります。
防ダニ加工などのオプションを付けるとさらに高くなります。
コインランドリーは洗濯と乾燥の両方合わせて1,000円~1,500円で済みます。
洗いが約500円~600円、乾燥が500円から1,000円ぐらいです。
敷布団専用乾燥機なら5分で100円程度なので、30分やっても500円ですね。
クリーニングに出すより格安で済みます。
コインランドリーで敷布団を洗う時に失敗しない方法や注意点は?
失敗しない方法や注意点を工程別にまとめました。
洗濯機にかける準備段階では、洗濯表示やキルティング加工を確認して必要な時はくるくる丸めてひもで縛ってください。
乾燥機の前には縛ってあったひもを必ず取りましょう。
乾燥の時は半乾きにせずしっかり乾燥させ、過熱しないように時々中身をチェックすることが必要です。
場所を離れる時も、早めに戻って乾き具合を確認してください。
コインランドリーではなく布団クリーニングがおすすめな場合
コインランドリーを使うと気軽に洗えて料金も安くてすみますが、布団クリーニングの方がおすすめな場合があるのでご紹介します。
どちらか迷ったら参考にしてみてください。
人が使った洗濯機や乾燥機で洗いたくない場合
コインランドリーでは血液や汚物、ペットの毛などが付いたものは洗えないと表示がありますが、実際は他の人がどんなものを洗いに来ているかは分かりません。
洗剤や熱で殺菌ができたり定期的に機械の手入れや管理をしているはずですが、神経質な方には向いていないと言えます。
確実に汚れを落としたい場合
コインランドリーの洗濯機で洗っても、確実に汚れが取れるとは限りません。
汚れが落ちる保証がないので、シミが取れると思って期待して洗ったけど取れていないということもあります。
汚れが取れる限度もあり、シミを絶対に取りたいという方はプロのクリーニングにお任せしましょう。
絶対に失敗したくない場合
洗濯表示を見てひもを縛るなどの注意を払って洗っても、新品の状態には戻らず多少のダメージは受けてしまいます。
乾燥のやりすぎでシワができてしまうこともあります。
プロによる仕上がりや防ダニ加工などの特別な加工をしたい場合
コインランドリーでも値段以上に十分満足できる快適さやふわふわ感はあります。
ですが買ったばかりのようなきれいさに仕上がることを期待する場合は不向きです。
また特別な抗アレルギー加工、防ダニ加工などを施したい時や、料金が高くてもハイクオリティの仕上がりを求める場合はクリーニングの利用がおすすめです。
コインランドリーで敷布団を洗える方法まとめ
今回は「コインランドリーで敷布団は洗える?料金の目安や失敗しないやり方や注意点を紹介!」と題してお届けしました。
コインランドリーで敷布団は洗えるのですが、洗濯表示の確認や注意が必要です。
料金もクリーニングに比べたら格安です。
クリーニングだと数日間戻ってきませんがコインランドリーなら数時間で終わります。
失敗しないやり方や注意点を守れば安く気軽に洗えて、ふわふわになり気持ちよく寝られますね。
からっと晴れた日は布団を干し、年に2~3回は洗うと良いようですよ。
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