韓国を楽しんでお土産をいっぱい買って、持ち込み禁止で没収されないために旅行の前に注意しておきたいことがあります。
韓国で人気のお菓子をお土産に買ったり、韓国食材を買って自分で韓国料理に挑戦したりしたいと思う方も多いようです。
お菓子同様飛行機に乗る時に食品や化粧品を持ち込むときに気をつけなければならない注意事項があります!
この記事を読んで韓国の買い物をぜひ満喫してきてください。
今回は「韓国から持ち込み禁止のお菓子はある?飛行機に食品や化粧品を持ち込むときの注意事項」と題してお届けします。
韓国から持ち込み禁止のお菓子はある?
韓国から持ち込み禁止のお菓子調べてみたところ、クッキー、チョコレートなどは大丈夫!
韓国旅行のお土産の定番のハニーバターアーモンドのシリーズは、わさび味、桃味、イチゴ味、韓国のり味…と次々と新しい味が増えて毎回見つけるのが楽しいですよね。
特にTom’sのハニーバターアーモンドのシリーズはどれもはずれがなく美味しくてお土産に人気があります。
生のナッツ類や種としてのナッツには規制があるのですが、「ハニーバターアーモンド」の種類はOKです。
クッキーに混ざっているナッツ類も問題ありません。
砂糖がまぶしてあったり味がついていてそのまま食べられるナッツは検査の必要はなく持ち込めます。
加工されているので害虫の心配がいらないという理由らしいです。
お菓子の中で注意してほしいことが1つ!
肉が入っていたら禁止ということ。
ビーフジャーキーのようなおつまみ系や肉がドライフードになったものが含まれているものはだめなので注意しましょう。
手荷物でも預け荷物でもどちらでもダメなので気をつけましょう。
荷物に入っている場合は検査の時に没収されてしまいます。
韓国から持ち込み禁止なお菓子以外のものは?
韓国から持って帰るのに注意しなければならない物は主に次の5項目です。
すべて禁止というわけではなく、植物検疫を通せば大丈夫なものもあります。
条件に合わなければ没収されてしまうか申告をしない場合は罰則もありますので注意してくださいね。
生肉や肉製品
生の肉だけでなく、レトルト食品に肉が入っているものもダメなので税関で没収されます。
おつまみに食べるカルパスやサラミ、ジャーキーも対象です。
細かいところではカップラーメンや袋ラーメンのかやくに肉が入っている物は禁止です。
お土産用と書いてあっても肉が入っているレトルト食品も持ち込めないので注意しましょう。
とにかく「肉」はダメということですね。
果物
手荷物として持ち込む場合、ほとんどの果物には検査証明書と入国時の検査が必要です。
りんごと梨は禁止されています。
韓国の苺はお土産に人気があり手荷物として持ち帰る人も多いですが、植物検疫を通さなければならないので注意が必要です。
詳しくはこちらの植物検疫所サイトを参考にしてくださいね。
空港の植物検疫所に寄り手続きをして検査証明書を発行してもらい、日本の空港の動植物検疫カウンターで検査を受けてOKをもらえば持ち帰れます。
植物検疫所の営業時間があるので調べてから行きましょう。
直行便ではなく他国を経由して帰ってくる時にはその国で禁止されている物があれば禁止対象になってしまうので気を付けましょう。
土がついている場合は持ち込めないので洗い流してから持ち込むようにしましょう。
野菜
野菜も同様に植物検疫カウンターで検査を受ける必要があります。
韓国料理に使われているエゴマの葉、キュウリ、唐辛子などの食材がある時は検査を受けましょう。
乾燥して粉になっている物は検査しなくても大丈夫です。
漢方薬も種類によっては該当するので買う時にお店で確認してみてください。
果物と同じで土がついている時は土を洗い流すようにしましょう。
野菜の種も規制がある場合は持ち込むことができません。
土付きの高麗人参を買ってそのままだと没収されてしまうので気をつけてくださいね。
植物
病害虫がいる危険があり、それが原因で農作物へ影響が出るのを防ぐ目的で海外から植物を持ちこむときは輸出国政府機関発行の検査証明書を付けて植物検疫カウンターで検査を受ける必要があります。
どんな小さな植物でも同じで、かわいいドライフラワーや種子なども該当します。
蘭やサボテン、アロエなどはワシントン条約で制限されていて植物検疫カウンターと別に税関での検査をしなければなりません。
(アロエベラが入ったコスメは大丈夫)
持ち込む場合は項目について植物防疫所と経済産業省のワシントン条約で検索して調べてみてくださいね。
穀物
韓国料理を本格的に家で作ろうと穀物を買って帰りたい方も多いようです。
穀物も検査対象になりますので検査証明書を発行してもらいましょう。
植物検疫所での手続きは?
買ったものが植物検疫申請の対象となってしまうと面倒くさいと思う方も多いようですが、慣れてしまえば10分程度ですんでしまいます。
ぜひあきらめずに挑戦してみてください‼
仁川空港や金浦空港にある植物検疫所での申請書の記入は韓国語か英語でします。
空港スタッフの方も手慣れていますので分からないことがあれば教えてくれますし、アプリを使って翻訳しながら行うと便利です。
植物検疫所に行ったら、輸出植物検疫申請書をもらいましょう。
「名前」「誕生日」「国籍」「住所」「電話番号」を記入します。
「飛行機の便名」「出発空港」「到着空港」「出国日」「物と重さ」を書きます。
重さはそこで測ってくれるので、あらかじめ測らなくても大丈夫です。
記入し終わったら物と一緒にスタッフの方に渡すと、輸出植物検疫証をもらえますので署名をしてください。
パスポートも一緒に見せます。
1枚渡されるので無くさないように持っていましょう。
日本の空港に着いたら、植物検疫カウンターに行って対象の物と輸出植物検疫証提出し検査を受けたらOKです。
許可が下りれば、植物検査合格証印のシールをバッグにつけてもらえるのでそれを見せて税関を通れるようになります。
韓国から飛行機に食品や化粧品を持ち込むときの注意事項
せっかく買ったものが没収されないように気になる場合は、植物検疫のサイトで確認することが大切です。
「国外に出せるもの」と「日本に持ち込めるもの」の両方で考える必要もあります。
国外に持ち出せても、入国で没収されてしまう…そんなことも。
空港のコンビニで買ったものは飛行機の中で食べちゃってくださいね。
化粧品を持ち込むときは?
化粧品については、自分用なら税関の確認で許可が得られれば大丈夫です。
1品目に対して24個以内ならOK!
「1品が60gまたは60ml以下なら120個までは持ち込める」とありますが、個人で120個はないと思うので大丈夫だと思います。
手荷物として預ける場合は少し厳しく、1容器0.5ℓ(0.5キロ)以下で1人2ℓ(2キロ)以下までです。
液体に関しては100mlでジップロックなどの漏れない透明な袋に必ず入れて1個以内なので注意が必要です。
クリームも同じ扱いなのでうっかり入れてしまわないようにしてくださいね。
預け荷物に入れるつもりだったのにうっかり手荷物のバッグに入れっぱなしで持ち込めないことがないように気を付けましょう。
関税で申告する必要がない場合は、申告書の記入は必要なく、申告する必要がない人用の通路から出られるようになりました。
韓国から持ち込み禁止のお菓子や食品まとめ
「韓国から持ち込み禁止のお菓子はある?飛行機に食品や化粧品を持ち込むときの注意事項」と題してお届けしました。
韓国から持ち込み禁止のお菓子や食品では、どんな形であれ「肉はだめ」と覚えておいてください。
現地のスーパーで買った食品は検疫検査が必要なものがあるので慣れないうちは時間に余裕をもって空港に行くようにしてくださいね。
韓国コスメについてはそれほど厳しい規制はありませんが、液体をなるべく手荷物に入れないようにと覚えておくと良いです。
注意事項を確認してぜひお買い物を楽しんできてくださいね。
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