韓国旧正月のお店は休み？観光地やデパートはどうなのか調査！

韓国は陽暦のお正月(元旦)も祝いますが、陰暦の旧正月(ソルラル)の1月1日を大事にする文化があります。

旧正月は韓国語で「ソルラル」と言い、この日を正式な正月として大々的にお祝いするのでお店をやっている人はお休みになることもあるようです。

旧正月に韓国旅行に行ったら、観光地やデパートは休みでやることなく過ごさなければならないのか調べてみました。

韓国旅行の日程決めや観光の計画をする時の参考にしていただければと思います！

今回は「韓国旧正月のお店は休み？観光地やデパートはどうなのか調査！」と題してお届けします。

韓国旧正月のお店は休み？

韓国では旧正月に個人のお店はお休みのところが多いです。

旧正月当日だけお休みするというところと連休すべてお休みのところもあります。

2024年の旧正月は2月10日(土)です。

韓国では「前日」「翌日」が祝日扱いプラス「振替休日」で毎年4日間の連休になります。

2月9日(金)～2月12日(月)がソルラル連休になります。

韓国人にとって旧正月が正月なので、普段会えない方にあったり、お正月の行事をしたり、体を休めたり、旅行を楽しんだりとそれぞれの過ごし方をするようです。

飲食店はお休みになる？

個人や家族経営をしている飲食店の方も多いのですが、旧正月は韓国人にとって大切にしたい連休。

遠方に住む家族や親せきに会いに行く人もたくさん。

お休みになっているお店もたくさんあります。

行きたい店が営業短縮や休業をしていることも多く、道路も混んでいるので旅行の計画には確認作業が必要です。

とはいえ営業するかどうかは個人の判断になるので、最近は外国人向けや観光地では営業しているお店も増えているようです。

帰省の大移動になるサービスエリアでは飲食店は大忙しなようですよ。

韓国人の旧正月の過ごし方

旧正月には、日本のお正月と同じように親戚や知人同士で集まったり、祭事が行われます。

最近では4日間の連休を使って旅行に行く人も多くなっているようです。

旧正月の韓国人の過ごし方はこんな感じです。

儀式やお墓参りをする

自宅の祭壇で茶礼(チャレ)という儀式をする方も多いです。

ソルラル当日になると早朝から準備をして儀式をします。

昔は男性だけが取り仕切っていたのですが、今は女性も子供も参加しているようです。

20種類以上ものお供えを祭壇にお供えしてご先祖様を迎えるようですよ。

準備だけでも大変そうですけど最近は買ってきちゃう人も多いみたいです。

儀式が終わったらご先祖様の供養でお墓参り(ソンミョ)に行きます。

正月行事をやらずに旅行に行く人も…。

日本も近いものがあるのでそこらへんは理解できちゃいます(笑)。

帰省して両親や親戚や知人に挨拶に行く

孫にチマチョゴリを着せて両親に会いに行ったり普段気楽に会えない親戚に会いに行ったり、忙しいです。

挨拶に来た孫たちにお年玉をあげる風習も…。

逆に子供から両親にお年玉をあげることもあるそうです。

立派になった子供からお小遣いをもらったらうれしいでしょうね。

お正月と言ったらやっぱりお餅。

日本と形がちがい、長く丸めたお餅を斜めの楕円になるようにカットしてお雑煮のようなもの(トックック)を作ります。

チャプチェ、チヂミ、カルビチムを一緒に食べたりします。

韓服を着て過ごす

韓服は日本の着物って着付けとか大変ですけど、そこまで大変じゃなく気楽に着れるみたいです。

この時期アイドルがかわいらしい韓服を着てファンクラブなどに挨拶をする動画をあげることも多いですよね。

韓国好き、K-pop好きな方であればアイドルのカラーに合った韓服を着てみんなで丁寧にあいさつされている姿を見たことがある思います。

韓服を着て凧揚げやコマ回しなどの伝統の遊びを楽しむ人もいるようです。

主要道路は大渋滞する可能性あり

実家が遠い人や旅行に行く人が一番増え、高速道路も渋滞し空港や駅、バスターミナルも混雑します。

韓国人の6割～7割の方が帰省するとも言われています。

電車の数は限られているので、電車のチケットが買えなかった人たちは高速バスを利用します。

電車でも高速バスも乗らない人は自家用車で移動する人が多いです。

普段からごった返しているような道はさらに渋滞になると考えられます。

車内で観るDVDや飲食物、中には車で寝れるように布団を準備する人も…。

サービスエリアも食事やトイレを済ませたい人で混雑します。

朝からどこの道も混むというわけではなく、かたよりがでます。

(そういうところは日本のお正月帰省と同じと考えて良いと思います）

韓国旧正月のデパートは閉店している？

せっかく韓国旅行に行っても、町が閑散としていてシャッターが下りていたらショックですよね。

ソルラルの準備でデパートや大型スーパーは閉店しないところも多くいつも以上ににぎわっています。

個人のお店が集まった市場や田舎などはお休みしている店が多い傾向があります。

市場のにぎわいを楽しみたいというかたはソルラルに旅行に行くのは避けた方が良いかもしれません。

ソルラル当日はお休みするけどその前後は営業するという店も増えてきているようです。

行きたいお店がやっているかどうか確認するのに、お店のホームページやLINEがあれば良いのですが、eSIMなどを使っている人はこちらから電話をかけられないこともあるので注意してくださいね。

旧正月じゃなくてもこの時期は寒さ対策が必要

韓国の冬はとても寒く、雪も降ります。

氷点下になるのも当たり前なので、体験したことがないような寒さに出会うこともあります。

旅行期間に天気予報で雪と出た場合は雪対策をしていってくださいね。

建物の中は温かいですが、食事をする場所を決めるためにさまよい歩くのはお勧めしません(笑)。

お店の確認はあらかじめしてから行きましょう。

韓国旧正月の観光地も休みになる？

明洞などの観光地はお休みなくいつも通りのにぎわいになっているようです。

この時期にはソウル四大古宮や宗廟、王陵などの入場料が無料になったり外国人向けの餅切り大会などのイベントもやっている所もあるようです。

伝統的な旧正月行事やお参りをする景福宮や南山コル韓屋マウルもにぎわいます。

観光名所や公立博物館や美術館はお休みはほとんどないようです。

（通常の営業休業曜日がある場合は休みになるので注意が必要です）

観光地の近くの飲食店は営業しているところもあり、いつもより空いているかもしれません。

テレビ番組も正月モード

日本でもお正月の特番がありますよね。

韓国でもこの時期お正月の特番が用意されているので、現地のテレビでお正月特番を楽しめます。

アイドルや俳優もこの時期はお休みをとることが多いですが、特番の事前収録をしているので旅行に行った時に正月特番が見れます！

韓国の正月の雰囲気をテレビで味わうこともできますよ。

韓国旧正月まとめ

今回は「韓国の旧正月はお店は休み？観光地やデパートはどうなのか調査！」と題してお届けしました。

韓国の旧正月は市場やお店が休みになることが多く、短い期間での旅行で行きたかった場所に行けない可能性があるので確認してから行きましょう。

観光地やデパートは営業しているところが多く、韓国の旧正月の雰囲気を味わうことができます。

ただし帰省やお墓参り、旅行で韓国の方が大移動しますので道や電車、地下鉄ホームなどあちこちが混み、気温も寒いので、この時期に旅行を当てる方は綿密な計画をしてから出かけましょう。

この記事がお役に立てたら幸いです。