洗濯機の排水ホースを掃除したことがない方必見!
排水ホースを掃除しないとホースの中は汚れが貼り付いてしまってつまりの原因になってしまいます。
今回は「洗濯機の排水ホースを掃除したことがない?外さず汚れやつまりを洗浄する方法は?」と題してお届けします。
洗濯機の排水ホースの掃除のやり方で、簡単に外さずに簡単に汚れやつまりを洗浄する方法をお伝えします。
排水ホースの詰まりを放置すると故障や水漏れの原因になってしまいます。
今まで一度もやったことがない人はぜひ参考にしていただき一度やってみてください。
洗濯機の排水ホースを掃除したことがない?
洗濯槽クリーナーはテレビCMでも紹介していて、洗濯槽の裏のカビや水垢汚れを取るのにやっている人は多いと思います。
実は私も排水ホースを掃除したことはなく外側すら汚れがあるのに見て見ぬふりをしていました。
洗濯槽は定期的に洗ってもホースをやらなかったらだめだということに気づき心を改めました。
私と一緒に洗濯槽と同じように排水ホースの掃除もやっていきましょう!
排水ホースの掃除はどのくらいの頻度でやるべき?
排水ホースの掃除を怠ると臭いの原因になってしまいます。
洗濯槽はきれいにしたはずなのにまだ臭う……ということがあったら排水ホースや排水口の臭いかもしれません。
掃除は何回でもやると良いと思いますが、半年に1回やれればベストです!
洗濯機を長持ちさせるために1年に1回はやるようにしましょう。
年末の大掃除やゴールデンウィークなど時期を決めておくと忘れずにやることができますね。
排水ホースの掃除をしないとどうなる?
排水ホースの掃除をしないと、毎日の洗濯の時に残った石鹸カスがついてベトベトした汚れがつきます。
そのベトベト汚れに排水の中に含まれた髪の毛やほこりがこびりつくようになります。
放置しすぎるとその層が厚くなり排水ホースの空洞が細くなり排水しにくくなります。
上手に排水されないとホースが傷み、切れて水漏れを起こすことがあります。
排水ホースや排水口を詰まらせないためにも洗濯機の糸くずフィルターやゴミとリネットをこまめに掃除して、髪の毛やゴミが排水ホースの方に行かないようにしましょう。
一度覚えてしまえば難しいことではないので頑張ってやっていきましょう!
外さず汚れやつまりを洗浄する方法は?
排水ホースを掃除するためにはどんな洗剤を使えばよいでしょうか?
洗剤は洗濯洗剤でもよいし、酸素系漂白剤や重曹やクエン酸も使えます。
準備するものや注意事項がありますので、読み進めてみてください。
排水ホースを掃除するために、少し手間はありますが、洗濯機から外せば外側のホースごと丸洗いできます。
外さなくてもやる方法がありますので紹介していきます。
洗濯機の排水ホースの汚れを外さずに掃除するのに準備するもの
<排水ホースを外さずに掃除するための準備リスト>
1.手袋…手荒れ防止。厚手のビニール手袋がおすすめです。
2.サランラップ
3.輪ゴム
4.洗剤(洗濯槽専用の洗剤、酸素系漂白剤など)…溶かして使います。
5.ぬるま湯(用意できない場合は水でも大丈夫です)
6.バケツか洗面器…汚れた水をいったん入れる時に使います。
7.排水口用の洗剤(塩素系漂白剤…キッチン泡ハイターがおすすめ、カビキラー、パイプ系の洗剤など)
排水ホースに重曹やクエン酸を使う方法もありますが、重曹やクエン酸には殺菌の効果はありません。
溶けきらないとただ流すだけになってしまうので洗剤がおすすめです。
重曹やクエン酸を使う場合はぬるま湯に良く溶かしてから使いましょう。
排水ホースは酸素系漂白剤、排水口は塩素系漂白剤が合っているので混ぜないように注意してください。
塩素系漂白剤を使いたくない人は両方とも酸素系漂白剤でもOKです。
洗濯機の排水ホースの洗浄の手順
排水ホースの洗浄の手順は次の通りです。
1.感電などの思わぬ事故を防ぐために洗濯機のコンセントを必ず抜きましょう。
2.蛇口を締めて水が出ないようにします。
3.排水ホースを排水口から取り出します。
・排水トラップを割りばしや金属へらなどで時計の反対回りに回すと外れます。
・トラップのふたごと取れますので、排水ホースを力で引っ張るとすぽっと外れます。
・ふたと合体しているL字型のプラスチックパーツも引っ張ると外れるので外します。
※外したパーツは排水口の掃除で一緒に洗うので別にしておきましょう。
4.排水溝から出したホースの先端にサランラップと輪ゴムでふさいでふたのようにします。
5.溶かした洗剤を洗濯槽側から流し入れ排水ホースに洗剤の水が入るようにします。
6.10分~15分放置してつけおき洗いをします。
7.排水ホースを上に向けてそっとサランラップと輪ゴムを取り、ゆっくりと傾けてバケツの中に汚水を出します。
8.洗濯槽の方から水を流してきれいにすすぎます。
9.排水ホースの外側はほこりを取り除き水拭きをするときれいになります。
排水口の掃除の仕方
排水口の丸い部分に洗濯機が載っている場合は、頑張って動かして排水口が見えるようにしましょう。
必ず手袋をしてやりましょう。
塩素系の洗剤を使うのでしっかり換気をして、粘膜が弱い人はメガネなどをしましょう。
排水口のところは“排水トラップ”という部品が排水ホースと合体しています。
排水ホースを洗う時に排水トラップのふたの部分を外したのですが、その中にまた十文字の突起がある蓋のようになっています。
その部品の突起部分に割りばしや金属へらを当てて時計回りの反対にゆっくり外します。
そのパーツが取れると排水ホースと繋がっていたパーツ、重なっているパッキン2つ、カップのようなものがあるので取り出します。
それらのパーツと排水ホースを外した時のL字型のパーツを塩素系の漂白剤を振りかけて10分程度放置します。
露出した排水口は除くと汚水が溜まっていると思いますが、入り口の部分に同じように洗剤をかけて放置します。
パーツの方は水で良く流しながらブラシやスポンジなどで擦り洗いします。
排水口は簡単に水で流すだけでOKです。
外したパーツを元通りにもどします。
洗濯機の排水ホースの掃除で注意すること
排水ホースを掃除する時の注意点は次の通りです。
・コンセントを必ず抜きましょう。
・水道の蛇口を締めましょう。
・必ず手袋をしてやりましょう。
・排水ホースと排水口は違う洗剤を使うので絶対に混ぜないようにしましょう。
・排水口を塩素系の洗剤で洗う時は換気や目の保護をして吸い込まないように気を付けましょう。
排水ホースは劣化しますので、切れそうになっていたりすでに亀裂が入り始めていたら購入して取り換えましょう。
ホームセンターやネットショップで購入できます。
排水ホースを外せる場合
排水ホースが外せる場合の手順は次の通りです。
1.片方をサランラップと輪ゴムでふさいだ後ぬるま湯で溶かした洗剤をゆっくり流し込みます。
2.反対側も同じようにサランラップと輪ゴムでふさぎます。
3.10分~15分放置します。
4.上に向けた方のサランラップを外し、ゆっくりと中の水を出します。
5.反対側のサランラップも外して洗い流します。
万が一サランラップが外れると大変なので濡れても良いところやバケツの中に入れて放置しましょう。
ホースの外側も一緒に洗い乾いた布でやさしく拭きましょう。
じゃばらの部分を無理やり引っ張ったりすると切れてしまうので気をつけましょう。
洗濯機の排水ホースを外さず汚れやつまりを洗浄する方法まとめ
今回は「洗濯機の排水ホースを掃除したことがない?外さず汚れやつまりを洗浄する方法は?」と題してお届けしました。
排水ホースは汚れがつくとつまりの原因になるので洗濯機を長持ちさせるために定期的に洗浄しましょう。
洗濯機から外さずに簡単にできるので半年~1年に1回はやってみてください。
つまりの予防のために、ごみとリネットや糸くずフィルターのごみをこまめに取り除いたり洗ったりしましょう。
この記事がお役に立てたらうれしいです。
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