外からの騒音が気になる時はありませんか?
騒音が一度耳に付くと結構気になってしまう方も多いのではないでしょうか。
窓用隙間テープは、寒さ対策で使う方が多いですが実は防音の効果があります。
そこで今回は、「窓用隙間テープの貼り方を紹介!防音の効果がある場所とは?」と題してお届けします。
隙間テープを貼ろうと考えている方に貼り方の注意点を紹介しています。
騒音に悩まされている方の役に立てればうれしいです。
窓用隙間テープの貼り方を紹介
窓用隙間テープってどんなもの?
窓に隙間がないと思うかもしれませんが、窓と窓枠の間には隙間があります。
家の窓を見てみてください。思ったよりも空いていませんか?
スースーと隙間風を感じると思います。
二重サッシの家が増えましたが、一重でも二重でも関係なく、窓と窓枠の間には隙間が空いています。
その隙間から、雨や風が入ったり、小さい虫が侵入してきます。
その隙間を埋めるために貼るのが隙間テープです。
せっかく暖房をつけていても、冷たい隙間風が入って効率が悪いからという理由で貼っている方がほとんどだと思います。
この隙間テープを貼ることで、雨風や虫が入ってくるのを防げるだけでなく防音効果も期待できるんです!
隙間テープの一般的なものは、細長い固めのポリウレタンや発泡ウレタンフォームに両面テープが付いているスポンジタイプで百円ショップでも手に入れることができます。
売っているときはバームクーヘンのようにくるくる巻いてある状態になっているか、折り曲げて畳んであります。
窓用隙間テープの種類
窓用隙間テープは百円ショップやオンラインショップ、ホームセンターなどで売っており、買う長さにもよりますが比較的家計に優しい値段で購入することができます。
窓用隙間テープの種類はいくつかありますので紹介します。
1.スポンジタイプ
よく見かける一般的なタイプの隙間テープです。
このタイプは百円ショップでも扱っています。
ある程度の長さが必要な場合は逆に不経済になるので、オンラインやホームセンターでまとめて買った方がお得です。
スポンジと両面テープが組み合わさっており簡単に貼ることができます。
2.ポリウレタンタイプ
薄いポリウレタンでできており、中央が山型に盛り上がっています。
山の形の部分をレールの高さに合わせて乗せるように上下に埋めて貼れば隙間に密着します。
スポンジタイプより劣化しにくく隙間にぴったりフィットするので音だけでなく冷機や暖気も遮断できます。
3.モヘアタイプ
ほうきのように合成繊維が貼ってあり毛がたくさん生えているように見える隙間テープです。
植毛が密接しあって貼られており防音だけでなく防水、防虫効果もちゃんとあります。
4.パッキンタイプ
立体的な三角形になっており、底辺に両面テープがついています。
隙間に密着するのですが、厚みが窓枠に入るかどうか厚みを確認してから購入しましょう。
パッキンタイプは、真ん中で2つに割って使用するので買った量の2倍の長さを使えます。
形が丸いもの、平らなもの、凸凹したものがありますので窓に合わせて買ってみてください。
どのタイプも両面テープで固定できます。
色もそれぞれ何色かありますので、目立ちにくいようにサッシの色に近い色を購入すると良いと思います。
窓用隙間テープの貼り方
貼り方は難しことはなく超簡単です。
1.サッシとレールをきれいにします。
2.あらかじめ窓枠の長さにテープをカットしておきます。
3.少しずつはくり紙をはがして貼ります。
貼る時に注意すること
基本的には、はさみがあれば簡単に貼ることができるので難しいことはないですが雑に貼るとくねくねしてしまいます。
くねくねしていると見た目が悪くなってしまうので、丁寧に行うことが大切です。
注意する点をあげてみましたので参考にしてみてくださいね。
1.貼る時に注意する点は両面テープで固定するので、砂やほこりを完全に取りましょう。ほこりや砂が残っていると両面テープの粘着力が弱くなってしまいます。
2.雑巾を使ったり、水を流してレールをきれいにした時は、完全に乾いたことを確認してから貼るようにしましょう。濡れていると粘着力が弱まってしまいます。
3.買った時は丸まっていたり折れ曲がっていたりすることが多いです。少し伸ばして折れ癖や曲がり癖を直してから使用しましょう。
4.一度に剝離紙をはがさずに、少しずつ剝がしながら貼りましょう。
5.途中で継ぎ足したりすると見た目が悪くなるので、必要な分の充分な隙間テープを準備し、正確に長さを測り、切ってから貼るようにしましょう。
6.ポリウレタンタイプで窓枠の横の辺と下の辺をきれいに合わせたい場合は斜めに角度を付けてカットするときれいです。
7.カットする時にはカット面をまっすぐに切りましょう。
8.貼る時に引っ張ると長さが違ってしまうので、引っ張らないように注意しましょう。
窓用隙間テープは永久的ではないので、使っているうちに効果が薄れてきてしまいます。
貼った場所の環境にもよりますが、長く貼っていると劣化します。
剥がれてきたりスポンジが潰れてきたりしたときは、剥がれた部分を切って両面テープで貼りなおしましょう。
全体的に劣化してきた場合は交換が必要です。
交換する時は、剥がしたテープの残りがないようにきれいに剥がしてから新しいテープをつけてくださいね。
防音の効果がある場所は?
窓用隙間テープの防音に効果がある貼る場所は、横面(窓の開け閉めの部分)と下面です。
もちろん窓枠1周やれれば良いですが、まずは窓枠の横の部分と下の部分に付けてみることをおすすめします。
隙間テープが隙間を埋めることで、完全ではありませんが防音に対する効果を感じることができます。
防寒の目的だけでなく防音、防風、防虫、防雨ができるので一石二鳥以上の効果ですね。
花粉やほこりの侵入も防げます。
もし窓にシャッターがついていればシャッターの底の部分にも貼るとさらに効果があります。
シャッターの底に直接貼る時は上からシャッターが下りて窓枠のレールの部分に当たるので、潰れにくいモヘアタイプがおすすめです。
ご近所さんへの配慮も忘れずに
窓が閉まる時に窓がレールをザーッと滑る音や窓枠に当たる“ドン!”という音が気になったことはありませんか?
アパート住まいなどで隣に住んでいる人の窓の開け閉めがやかましいと感じたことがあるという心あたりがある方はもしかして自分も同じことをやっているかもしれません。
ご家族でも生活パターンが違う方がいる時はその音で睡眠を妨害していることも考えられます。
わざとではなくても意外と窓の開け閉めの音は響いてしまっており迷惑をかけていることがあります。
窓用隙間テープを貼ることでそんな音も小さくできます。
ご家族の睡眠やご近所さんとの関係性を保つにも一役買いそうです。
窓用隙間テープの貼り方まとめ
今回は「窓用隙間テープの貼り方を紹介!防音の効果がある場所とは?』と題してお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
車やバイクなどのエンジン音やペットの鳴き声、大人数で騒ぐ人の声等の騒音で悩んでいる方は多く、睡眠の質が落ち集中力がかけてしまったりストレスが溜まってしまったりする方も多いようです。
外からの騒音だけでなく、自分の家からの赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声がご近所さんに迷惑をかけていないか心配な方には隙間テープを利用すれば夜間だけでも安心できるのではないでしょうか。
騒音で悩んでいる方、家の中の音を外に出したくない方に参考になれば幸いです。
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